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アダムズ・アップルのSIのレビュー・感想・評価

アダムズ・アップル(2005年製作の映画)
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2021.5.21
れんが屋にて鑑賞

ムショ帰りの悪党であるネオナチの主人公は、善人面した牧師の教会で暮らすことに。ヨブ記を思わせるほど神に見放され現実を直視できない牧師に降りかかる災難に、主人公は神の存在を感じ、改心して牧師を助け生きていくことを決める。

デンマーク映画。マッツミケルセン。
極めてキリスト教チックなファンタジー。

すぐに銃をぶっ放してしまうパキスタン人のテロリスト同居人であったり、耳から血が出る現実逃避牧師であったり、圧倒的に意外性のある展開が秀逸。
1分に1度は驚きがある。
良く考えられているが、リアリティラインは大幅に超えており、シラけてしまうのも事実。

聖書から映画をつくる。
そんなことをしてみたいものですが。
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