甘口パンダ

SING/シングの甘口パンダのレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
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最寄りの映画館で新作を公開中。
毎回上映にたくさん来場されているので、
興味が湧いて一作目のこちらをチョイス。
実は今回見るまで、
存在も知りませんでした💦



CGアニメ、すごい😆❗️

最後にアニメ映画を見たのは多分7〜8年くらい前なので、その時とくらべると、テレビの液晶もはるかに綺麗で、CGアニメもクオリティ向上が著しくてびっくりしました。

私は浦島太郎だった🤣

まず感嘆したのは映像が伝えるリアルとフィクションの匙加減。

車の艶やかな塗装、ドアノブの金属光沢、動物のモフモフ感、床の木板、ビニール素材のソファ、革ジャン、、、。
どんな素材も、質感バッチリで見惚れました。

「まるで実写のような」質感。
↑この、「まるで〜〜のような」加減が絶妙です。

実写のように質感が伝わるけど、適度にデフォルメ化されて、ちゃんとアニメの世界にとどまっている。そこが良かったです。


それに、まるで本当に誰かが撮影しているかのようなカメラワークの映像。ぶれたり、背景をボカしたり、カメラの振りが減速したり、レンズに水滴が付いたり(!)。
面白い❗️

でも、本当に人間が撮影することは難しいようなアングルのカットもあったりして、アニメの良いところもしっかり押さえてる。
良いとこどりです〜〜😭


ストーリーはシンプルで王道。特に新鮮さもないけど、安心して見てられました。

どっちかというとミュージカル映画の感覚だなと思いながら見すすめていたので、期待通り終盤にライブシーンあり、それが素晴らしかったので、もう何も文句なくオールオッケー❗️でした😄

でてくる曲も良かった。有名曲がワンフレーズ(もしくはそれ以下!)で流れて、こっちの気持ちをくすぐってくる。もっと聞かせろ〜。笑

圧巻のライブシーンは、吹き替えと字幕と両方見たけど吹き替えの方が個人的にはお気に入りです。MISIAはもちろんだけど、声優さんたち本当に歌上手い。。
ちゃんとキャラクターが演技しながらの歌唱、本家字幕版よりも面白かったです。山寺宏一さんさすがです‼️

それに、歌詞を理解できる楽しさがあるぶん、吹き替え版の方が笑えるポイントが繊細に伝わる感じでした。


褒めすぎかな?もう少し迫力が欲しかったけど、それは映画館でなら音圧でまかなわれてたのかも。映画館で観るべきですね。

これは上映中の新作も、期待できま〜す🤩
甘口パンダ

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