第二回映画マラソン最終走者は大ヒット中の「SING」です。
ものすごく評判のいい作品なのですが、私にははまりませんでした。少し長く感じた…
出てる人が犯罪者ばっかりじゃないですか。ゴリラは完全にアウトだし、ネズミも無い金で買い物すんなよ。いかさまはせめてばれないようにしろよ。基本的にネズミがずっと嫌なやつでそこから成長しないのも嫌。
コアラはもう冒頭から出演料不払いとか、見ていてイライラするんだけど、その後も電気泥棒とか水泥棒とか直接的な犯罪行為だし、途中でばれなくても早々に破綻してたでしょ?
ラストも結局コアラ自身が自力でなんとかした訳じゃないのがひっかかってしょうがない。「フィールド・オブ・ドリームズ」のように『人の善意の光の筋が…』みたいなラストならもう少しグッときたのにね。
トカゲの義眼ギャグもしつこいし、主婦のブタの亭主が最後まで協力的じゃないのもなんだかなあと。
象の一家はエディ・マーフィーの「ナッティ・プロフェッサー」を思い出して、黒人一家のメタファーなのかなって思った自分が嫌。
これはもう合う合わない、好き嫌いのレベルでものを言ってしまっていますので、本作を好きな方には申し訳ないです。
素直に、上映回の多くて見易い吹替版観ればまた違ったんでしょうか?
という訳で、第二回映画マラソンも本作で完走です。お疲れ様でした!
劇場(字幕版)にて。17.03.31
2017#060