イルミネーションスタジオ最新作！動物たちがそれぞれの夢のために歌いまくる素敵な映画でした！ここ最近見た映画で一番泣いたかも……
群像劇なので見る人によって「あいつの気持ちわかる、がんばれ！」とか「ああいうやつまじで嫌いくたばれ」とか好きなキャラが別れると思います。映画全体の感想も、それによって別れそうです。でもそれをああだこうだいいあえる映画って、まずそこがいいとこだと私は思います…！
個人的にはバスターやジョニー、ミーナが特に感情移入度高かったかなあ…ジョニーのラストの演奏シーンとかバスターがミーナにかけるあのセリフとか、泣いちゃったなあ…（笑）
バスターとかネズミのあいつとか嫌い！っていう人も結構いそうな気がします。でもやっぱりああいう人はいますし、彼らもがんばってたり自分のジャンルを愛していたりして、僕は結構好きなキャラたちでした。「クソだけどいいやつで、気持ちは本物」みたいなやつっていうんですかね。なんだか「スクールオブロック」の主人公を思い出しました（笑）
とにかく素晴らしかったです。ストーリーラインもイルミネーション作品ベストくらいの良さだったと思います。(そんなに鑑賞できていないので断定はできませんが…)
それぞれのシーンでのギャグもきいていて、絶望的なシーンにギャグをぶちこんで表現した洗車シークエンスなんかは今後も語り継がれるような気がしました（笑）
楽曲群は有名なものばかりで洋楽にうとい私でもわかりました。音楽映画、感動するシーンでカタルシス満載の演奏されるとついついニヤニヤしながら足踏みしちゃうんだよなあ……
今回はそれを見越して誰もいない前から3列目で鑑賞しました！（笑）
吹き替え版で見たんですが、日本語版の歌もよかったです。声優としてもみなさん素晴らしい。個人的にはスキマスイッチの大橋さんの歌以外の吹き替えシーンでのなよっと感がツボでした。吹き替えキャストの多様さやすごさに関してはよく紹介されているのですが、実はメインキャラ以外でも結構意外なキャスティングがされていたりしました。MCニガリa.k.a赤い稲妻ってラッパーの方が出てたりとかですね。あと宮野真守さんがかたつむりになってたり…（笑）
ストーリー、ドラマ、キャラ、ビジュアル、ギャグ、音楽、声優…いろんな角度から楽しめる映画でした！とっても楽しくかつ感動もできるというお得映画。映画館で体を揺らしながら見るのが楽しいと思います！
