少しの史実を基に描かれたフィクションだけれど、今の時代に観る事が必須のように思う。
人は、自分の身に降りかかってきて初めて「わかり・行動」できるのだろうな、と思う。
グリーソンとトンプソン演じる夫婦は多分
一人息子が戦死しなければ、ヒトラーの政策をおかしいと思わなかっただろうし
ダニエル扮する捜査官は
ゲシュタポに、殴られて初めて
何か変だと感じたのではないだろうか?
残念ながら人間ってそんなもんなんだ、と言うことを理解した上で
この映画を観ることに価値があると思います。
どうぞ
こんな国、こんな体制になりませんように…
グリーソンの寡黙の演技がとても心に残りました。
ラストがちょっと劇的に終わりすぎて
(無論fiction)
ざ・ん・ね・ん
2017.07.30 名演小劇場にて鑑賞