Chunkie

リトル・マーメイドのChunkieのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

 基本自分が年間ベストに入れる作品は、スコア4以上を基準にしているから、正直今作もそれは素晴らしかったけど、入れるか検討中なのでまずこのスコアで。

 まずアリエル役について。人種云々じゃなくルッキズム的にベイリーについて言ってる意見が散見されるが、劇中でまさに、そこについて描いているであろうところがあったのも良かった。ここはアニメ版からの良いブラッシュアップのポイント。

 てか、ベイリー結構頑張ってたし良かった。表情が乏しいだの言ってた人がいたけど、声を失くした後も十分その魅力で行けてたと思う。歌声ももちろん素敵。

 というか、キャストに関しては結構申し分なかったと思う。まあ自分がミュージカル好きってのもあるかもだけど、エリックもアースラもこれはこれで良きでしょと思う。

 とまあ書いてきてはいるけど、手放しで褒めれないところもあるわけで。大オチの人魚大集合は、"CATS"の悪夢がよぎって鳥肌たった(褒めてない)。

 ヴィジュアルセンス的には、やはりフランダーやセバスチャンたちは、頑張ってはいた。いたけど、結局「魚と蟹だ.....」と思うところが結構あった。それでもセバスチャンは愛嬌あったとはいえ、"The LION KING"から何も学んでないのか.....と絶望的な気持ちにも、そりゃなりましたよ。

 つらつら書いてきてはいるけど、自分的には良かったなと思える作品ではあった。マーシャル頑張ったと思うよ。キャスト・スタッフ皆々様お疲れ様でした。

 ディズニーは1回黄金期アニメの実写化について、やるべきか熟考してくれ。頼むから。
Chunkie

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