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リトル・マーメイドのpokotanのレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
3.7
アニメ版は見たことないので、実写版との違いはよく分からない。
世間での黒人アリエルの批判も別に気にならなく、ツッコミどころはあるけど面白かった。

人間と人魚の恋。
人間の陸の世界に憧れた人魚。
声と引き換えに人間の足を手に入れたわけだけど、アリエルも払った代償の大きさに気付くけど、どう考えても大きいの分かるでしょ。
しかも、あれだけ歌うのが好きなアリエルなら尚更。

序盤の海の生物たちのダンスは美しく圧巻。
メイキング見たら、実際のダンサーが演じたものをCGで再現してて、凄すぎた。
キラキラと華やかな一方、思いのほか、夜や嵐やアースラ登場シーンなど映像的に暗いシーンも多かった。

カニのセバスチャンが良いキャラクターだった。
鳥のスカットルといい、さすがディズニー。

気になった部分は、アリエルが人間になり、立ち上がることさえ出来なかったのに、すぐにいつの間にか足に慣れて軽快に歩いてて、早すぎって思った。

あと、エリック王子が唐突にアースラ扮する女性と何故婚約した?
助けられたって勘違いしたのは分かるけど、やや不信感も持ちながら、アリエルに気持ちが動いていながら、すぐに婚約する意味がよく分からなかった。
あと、個人的にはエリック王子がもう少しイケメンだったら…という残念さもある。
ま、それは好みの問題か。

ラストも、近年の作品は多様性に重きをとことん置いてるディズニーらしいエンディングだった。

アニメは見たことなくても、「パート・オブ・ユア・ワールド」「アンダー・ザ・シー」など曲は聞いたこともあり、思わず笑顔になるような、ワクワクするような曲の数々は素晴らしかった
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