もちもち

ザ・プレデターのもちもちのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

地球に不時着したプレデターと交戦した特殊部隊のスナイパー、クインは命からがら逃げのびる。プレデターの装備品を受け取った息子のローリーは、不時着したプレデターを追う謎のプレデターを呼び寄せてしまう。クイン、女性科学者、追われるプレデター、追うプレデター、その存在を知る政府、クインの仲間となる退役軍人受刑者達、様々な存在が入り乱れるエンターテイメントムービー。プレデター同士の戦いや人同士の戦い、ちょっとイカれた受刑者達がプレデターと戦うなど新しい要素がたくさん盛り込まれている。新種というか遺伝子交配で進化したプレデターや、彼らの目的が色んな星の生物からDNAを採取し、遺伝子交配で更に進化していくことであること、地球に移住を考えていること、など面白い設定が加わり、エンターテイメント性は上がっている。ただ、個人的にはあまりハマらない作品だった。まずプレデターの良さがあまり出てない部分。プレデターって高い科学技術を持った宇宙人が楽しみながら人間を狩る所に怖さがあり、その存在の不気味さや姿の見えない恐怖がゾクゾクさせてくれるものだと思う。だからこそ今作はプレデターを使っただけの別物に見えてしまう。本質的な部分の良さが消えてしまっている。進化したはずのプレデターがただデカいだけとか、女性科学者が急にめっちゃ戦うようになったり、そもそも地球を救おうとしてるプレデターが人間殺しまくってるとことか色々ツッコミどころはある。何も考えず、新しいコンテンツとして見れば楽しいかな。
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