安堵霊タラコフスキー

大公の財政の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

大公の財政(1924年製作の映画)
3.7
そういえばアテネフランセで上映していた、ムルナウにしては一風変わった軽い作品。

昔見てムルナウらしくないなと思ったけど、今考えればムルナウは表現主義的演出もさることながら、この作品の海水浴する子供らや屋敷内を駆ける犬らのように写実的な描写も優れているという好例のような映画でもあったかと。

でも如何せん他の作品のような重さが無いから他の名作群と比べて幾らか落ちる印象はあった。