アメリカ製（ややスプラッタ系）ホラー。
物語は、自分の殻に閉じこもりがちでホラー映画大好きな少年が、兄の部屋で生首を見つけるところから始まります。
ごく普通の家族と何気なく過ごしていた日常が、ある日突然非日常になる感じがよく出てると思います。
時代設定が80年代との事で、恐らくわざとだと思いますがその年代ぽい映像品質になっています。
VHSビデオっぽい雰囲気というとわかりやすいかもしれません。
そのおかげか、澱んだ空気感はちゃんと感じ取ることが出来ました。
ということで、確かに独自性のある映画ではありますが…個人的にはあまりハマりませんでした。
割とグロいシーンがあるにはあるのですが、肝心のところを見せたり見せなかったりで一貫性がないように感じました。
もうちょっと頑張ればシャイニングやミザリーのような傑作になりそうな雰囲気の作品。
