一人の男性の終活を男の友情を交えて描いた作品。
初めから終わりまで淡々と描いているが、それが切なくも心地よい不思議な雰囲気となっている。
フリアンを心配しながらも彼の意思を尊重し、無闇に立ち入ろうとしないトマスの距離感が堪らない。
始まってすぐのトマスがフリアンの家を訪ねるシーン。
フリアンが玄関の扉を開けた際のトマスの表情に、初っ端からやられたと思った。
そこから何気ない日常を過ごす二人。
日常にただ寄り添うだけの何とも言えない空気感が心に染みてくる。
逆にいとこのパウロはいただけない。
ちょいちょいヒステリックで正直要らないかなと思ってしまう。
特に空港のシーンは不要だった。
あのシーンは2人だけの方が良かったと思う。
おまけ
トマス、全体的に良かったのにアレはダメだよ😕
あんた家族残して来てるでしょ…。
あのシーンはハッキリ言って興醒め。
もっと違う形で表現して欲しかったよ。
おまけ2
わたし的には、パウロ絡みのシーンがほぼ受け付けられなかったので、点数が落ちてしまいました😖
もっと別の人物や別のシーンに時間を割いていれば、確実にあと+1.0になったのになぁ🤔
う〜ん、残念っ😫