信仰と難病の映画
3姉妹の真ん中の子が難病を患ってしまいその治療に奔走する家族の話
信仰心の強い家族が主人公だからこそ、神はいるのかと自問していく姿が見ていて苦しかった
正体がわからず、正体がわかっても痛みが想像できる苦しい難病で前半３０分でチョイスを間違えたなって思った
そこから苦しい中でもなんとか楽しみを見つけつつ苦しむ姿が見ていてツラかった
でも、全体的にはウエイトレスさんや小児科医の明るさもあってそこまで重い話にはなってなかった
ラストの展開は実話だから仕方ないけどあまりにファンタジー
あんな展開があったからこそ映画化したんだろうなとは思った
でも、奇跡だからラッキーで済ませずにお母さんのスピーチで「すべてが奇跡で、奇跡は毎日起こっている」って発言が良かったなぁ
そこでこれまでの奇跡の裏側が明かされていったのも良かった
そこからの新聞記者の震えながら話す言葉にもう一段泣かされた
実話だけど、ちょっと無理がある設定なんだけど、そこを役者の演技力でカバーしている
お母さんの鬼気迫る演技も説得力があったし、娘ちゃんのちょっと儚げなでも子供っぽい雰囲気も良かった
あとは小児科医のおじちゃんが最高
本当に出来る小児科医って感じがして本職の人かと思うぐらい良かった
2023年5本目
