Rea

嵐の中でのReaのレビュー・感想・評価

嵐の中で(2018年製作の映画)
3.8
バタフライエフェクトとザコールを足して2で割った感じ

25年前の事件で亡くなっちゃうはずの子と繋がってアドバイスした結果、全く違う人生に放り込まれた女性の話
過去にちょっと良いことしたら未来がまったく変わっちゃった系
ただの未来改変モノじゃなくて、救ったはずの子の行方やその子が死んじゃうキッカケとなった事件の真相などサスペンス・ミステリー要素も入ってた
一つの事件にフォーカスが当たってるから深掘りされていって引き込まれていった
古いビデオカメラとテレビ、駅の看板、彼女の乗客と酷似した小説、やたら豪華な食事など小道具兼伏線が良かった

よくある娘を取り戻したいから変わっちゃった歴史を戻したい系やけど、変わった後の人生にも言及してて新しい
個人的にはあの男の子に感情移入してたからラストの主人公の選択はあんまりしっくりこなかった
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