T1(なんて略さないが)からだいぶ時間が経ったT2。こんなにも長く時間が経ったのに、何も変わらない四人。独りよがりで、どうしようもなく、それでいて変わらずドラッグ漬けの日々。時間は人間を変えるなんて言うが、変わらぬ彼らを見ると、そんなのは戯言なのかもしれないとさえ思える。
正直、一作目からハマりきれていなかった自分としては、ニ作目にこれっと言った期待をしてこなかった。なんだかんだ何もせずとも、生きら得る彼らを見ても、人生何とかなると思うより、世の中は彼らを飼い慣らしているのかななんて思えて、少し虫唾が走った。ここまで来てしまえば後戻りはできないし、それならば快楽に溺れ、友達ごっこをした方がいい。そんな考え方を無意識に植え付けられた人は最終的にどこに向かうのだろうか。映画の趣旨をきちんと読めず、彷徨う私であった。