過去にとらわれる大人たち
正直1より気に入った(1ありきのストーリーだけど)
ダニー・ボイルの作った壮大な後日談PVと言っても良いのかもしれない
現代的なドラッギーな映像が来たと思えば、1が撮られた当時と殆ど変わっていない古い町並みをふっと見せてきて郷愁を誘ってくる
こんなに一本の映画を見ていて気分が上がったり下がったりする作品はめったにないのではないだろうか
まさに映像ドラッグと呼べる一本だった
ストーリーも、過去の事件に囚われたままで結局何一つ変わっていない奴らがようやくふりだしに戻り始めるという自分好みの展開だったのも良かった(スパッドが一番最初に変わり始めようとするって展開も好き)
時間がたっても成長しない大人って昔はイメージできなかったけど、いまなら簡単にイメージできるのが怖い・・・
一つ残念だったのは、途中で何度もborn slippyのスローバージョンをかけておきながら、結局最後までフルで流してくれなかったことだったw
あの何度もためにためた状態からエンディングとして流してくれたら文句なしに今年暫定一位の映画になっていたw