デイジーベル

T2 トレインスポッティングのデイジーベルのレビュー・感想・評価

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)
4.0
ドン底だったはずの前作が輝いて見える。

20年一緒に歳をとったからこそ感じる事。
コレは…予想通り相当ヤバイ。
(覚悟はしていたが)
残酷でもあり、大切な何かを思い出させるメタファーにも感じる。
(楽曲も20年という時間(過去と現在)を感じさせるモノで、その時代(現在)とのギャップと感傷、諸々と突き刺さる)

今の自分は、あの頃の自分と何が違うというんだろう。変わらない(成長しない)事は、やっぱりダメな事なんだろうか?
あの頃の輝きはもう二度と取り戻せないのだろうか?

それでもラストは、僕には輝いて見えたんだ。それが全てだと思う。

20年前にリアルタイムでトレインスポッティングを観た人には本当に感じるモノが大きいと思う。
(人によっては、直視したくない現実と、忘れたはずの過去と、向き合う事になるかも知れない)

そして20年後の今、この作品を作ってくれた事に心から感謝。