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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのkuutaのレビュー・感想・評価

3.5
シリーズ映画の最終話。
列車に馬にカーチェイス。お馴染みの考古学謎解き、老いたインディが最後に繰り広げる陸海空の大冒険。

ストーリーや展開はひねりはないけど過去作を思わせるエピソードなど入れてきて飽きさせず、頭空っぽで安心して見てられる夏休み超大作。お金かかってるし、なんか最後の大盤振る舞い感があった。

最後の最後に掟破りというか設定破りというか、え、これやっちゃっていいんだ?ていう展開になるのは好き嫌い分かれそう。

個人的には、最後の判断を彼本人にしてほしかった。「人生に大切なものがなくなったなかば自暴自棄の老いたインディ」が最後に自身の大切なものを自分で掴みにいって終わってほしかったな。

出てくるたびに着飾るマッツ・ミケルセン、無駄遣いされるアントニオ・バンデラス、取り返しがつかないのに蝋の板に躊躇なく火をつけるインディが良かった。
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