1ヶ月だけ加入したら観れた。
序盤からインディが人由来のなんかみたいなのになってて、もうそこで私は深追いしてしまい、ああもうハリソン・フォードなんかいなくなったってこうやって好きなだけインディ・ジョーンズシリーズ作れるんだ。サザエやまる子のように！と思ってしまい悲しくなり全然悲しくないシーンですでに涙目になっていた。
駿もハリソンも私の好きな人たちはみんな去って行ってしまうのだ…そんな気持ちのまま観ていたので、アルキメデスとのシーンでは両目から涙を流していた。一生を費やした時代にまさに自分はいる。私だってイエスやブッダに会えたのなら絶対帰らないだろう。
でも、それはダメなのだ。たとえ自分の人生をかけていたとしても。
ヘレナは正しい。まさにこの時のために彼女はここに居合わせたと言ってもいい。
最初からインディの邪魔ばかりして嫌な女だと思っていたが、最後の最後に気に入った。
自分の時代はここだけなのだ。駿さんも言っていたように、今のこの自分の時代を生ききることが私たちの唯一の役目なのだ。
もし、私たち個々に役目があるのだとしたら、だけど。
泣けて仕方なかったのは、私の心の支えの時代が消えつつあることをにわかに実感してしまったからだろう。
タフにならなければ。
でももうCGのインディ・ジョーンズだけの映画なら観ないよ。
