⚪概要とあらすじ
アレックス・ヴィサニを始めとした俊才揃いの製作スタッフが放つ、ノンストップ・パワフル・ホラー。

誰が何の為に作ったのかわからない、いくつもの闇の時代を通り過ぎた、悪魔の力が宿る手のひらサイズの"ピラミッド型の置物"。今それは、路地裏の薄汚い露天商で売られていた。それに魅了され、購入したテレビ・レポーターは、その夜にとんでもない悪夢を見る。そして、自分の手が何か違う者の意志を持ったかのように動き、自分の首を絞ようとす...。

⚪感想
「選ばれし者よ」

ほぼ『ヘイルレイザー』のパクリ。それに少しゾンビを加えた感じ。
パズルボックスじゃなくてピラミッドだっただけ。

結局主人公がいない。物語も破綻している。
ピラミッドの模型を手にした人がメインかと思ったらすぐ退場して、その次の女の人がメインだと思ったら退場して...。

展開が早い割に説明ほぼなし状態で進む。

悪魔なのかゾンビなのか分からない人達は最初、顔面に血反吐かゲロを吐きかけることで増やしていたのに次のシーンからはあやふや。その後人間貪り食べてたし。内臓系食べてるところ気持ち悪かった。
ゾンビも人数が少なく、世界が終わった感が伝わってこない。

起承転結なくぼーっと進みぼーっとおわる。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。

• #GYAO!2020
• #GyaO!2019
• #ホラー

ピラミッドの置物にまつわる話。

いくつかの話が入っているオムニバス形式。最初は割とまじめに観てたけど、話が同じような内容だから、だんだん集中力が・・・。

そして集中力が戻った頃には・・・

結・局・ゾ・ン・ビ・か・よ！！！！

1つめの話の、手が勝手に動く〜みたいな演技は面白かった。

わはは。たまにはいいよねこういの。
ミュージックビデオ仕立てのホラー映画？
台詞が少ないので、居眠りにはもってこいですな。

入れたいシーンや観せたい演出を詰め込んだらお話は二の次になってしまった印象。とにかくストーリーが浅い。人物設定も薄い。繋ぎもチグハグで、それを誤魔化す為にオムニバス形式にしたんでしょうね。
その肝心なシーンも演出も、企画した時点では素晴らしいと思ったが、いざ映像にしてみると…あれ？何か違う。と（笑）想像以上に陳腐になった作品に、元々浅いストーリーを乗っけて更に取り返しがつかなくなった感じ。

後半、色々知っている神父さんとゾンビを狩る若者２人がで出てくる。やっとまともな展開になると思いきや、映画はあっさり終わる。この設定を初めっから使えばもうちょっとマシな話になったのでは？

映画のラストシーン。いやいや、続きは無いって（笑）