音楽担当ゴブリン！
てだけで借りてきたイタリアン・アクション☆

脚本が悪いのか、繋ぎ方が下手なのか、時代なのか…
前半はいまいちですが、後半はアクション祭りで楽しかった♪

CGが無いので、飛んだり落ちたり蹴飛ばしたりが色んな意味でハラハラです(笑)



世界各地からローマにヤクが密輸されている。

警察はファイト一発！と一網打尽にしたいのだが、気合いだけでは捕まらない。

漸くマイク刑事と潜入捜査官のおかげで全容が把握出来そうになるのだが、壮大な追いかけっこが始まってしまい……



イタリアゴワタシワカラナイ！
1977年作品だからか、字幕も何処かレトロです(笑)

登場人物に特徴が無く、またどいつもこいつも乱暴者なので、ヤク密売組織なのか警官なのか微妙に判別出来ぬまま終わりましたw

が、後半のアクションは多種多様で面白い♪

ドンパチあり！素手喧嘩あり！
東京駅中央線乗り場へのエスカレーターみたいなのから滑ってドーン！あり☆

カーチェイスもバイクチェイスも迫力ありました～
警官がアクシデントで女性の胸を揉みまくってましたけどw

ゴブリンの音楽が妖しくスタイリッシュに鳴り響くアクション！
70年代イタリアのファッションや街並みも見所です～

序盤から画面上では怒涛のアクションが連発しているのに誰が刑事で誰が犯罪者か一切説明されないし淡々と物語が進行するので、こういう刑事ドラマに必要な緊張感がなくお話に入り込めないことに。あと大作と謳っている割には冒頭で色んな海外の国に行ったぐらいであとはイタリア国内で済ますという安っぽいことをやっているのでそこはかなかとなくショボさが漂う。

それでも中盤真の主人公が登場して捜査を開始するところから語り口のテンションが上がるが、そこからの物語が大雑把なので結果今一つ盛り上がらないことに。それでも後半30分のバイクでエスカレーター(停止している状態だけど)を駆け降りたり、地下鉄の構造を生かしたアクションシーンは見物。

でもラストのあれは大味すぎて要らないかも、あとあんだけ大風呂敷を広げてのエンディングのオチが雑。

聞き応えのあるゴブリンの音楽が耳に残る。

いまいち主人公や主要人物のキャラがはっきりしないままヌルっと進んでいく。
地味な映画だったのが一転、後半になると地下鉄のエスカレーターをバイクで下ったり、セスナで空中戦を繰り広げたりと、いきなり派手な映画に。
あと、あの乳揉みシーンは何のつもりか。

• #マカロニ・ノワール