アルゼンチン出身の現ローマ教皇フランシスコの半生を描いた作品
こないだネトフリで「2人のローマ教皇」見たやんか。
あの中で教皇フランシスコさん(当時は本名のベルゴリオだけど)のアルゼンチン時代の回想シーンがちょいちょい出てきてたでしょ?
あの辺りの話をガッツリ掘り下げた作品がこの「ローマ法王になる日まで」
昔見て かなり衝撃受けた作品なんだけど「2人のローマ教皇」みたら久々に見返したくなったから 速攻見たった!!
教皇にまで登りつめた人だから さぞ順風満帆エリート街道まっしぐらな人生歩んでんだろうなって思ったら大間違い。
アルゼンチンでは管区長として教区をまとめる立場にあったんだけど、軍事政権下のアルゼンチンでは 政権批判を疑われる行動をとった仲間の神父が謎の交通事故で死亡したりとか拉致拷問を受け行方不明になったりとかね。血気盛んな神学校の生徒たちが逮捕されたり、集会を開いていた女性たちが睡眠薬を注射されて海に投げ落とされたり。。。 などなどエグいエピソードに事欠かない毎日を過ごしてたんだよね。
その後ようやく平和な時代くるも、何も出来なかった過去の自分を悔いる毎日。
その時ドイツで出会った南米の女性の言葉に救われるんだよね~。
あのシーンは好き♡
色んな経験をしてきたからこそ、神を信じること、神に身を委ねることの素晴らしさ大切さを再確認することが出来た彼の表情には、キリスト教徒でもなんでもない私でさえウルっときちゃったしね。
もちろん映画だから脚色されてる部分もあるとは思うけど、かなり興味深い作品だったよね。
こうなってくると このエグすぎるアルゼンチンの歴史ももっと勉強したいよね。あの軍事政権時代のことがテーマになった映画も沢山ありそうだしさぁ。
あとね~「エビータ」ってミュージカル。タイトルしか知らんかったけど、軍事政権の台頭で失脚した大統領婦人エビータさんの半生を描いた作品なんだって!
これめっちゃ気にならん??
マドンナが主演のミュージカル映画版もあるらしいから今度借りてみようかな♪
で、さらにこれを見た後に劇団四季ミュージカル「エビータ」を見に行けば完璧だということよ♡
(ライオン・キングに続いて またしても回しもん発言やん笑)