レアリテ男爵

追憶のレアリテ男爵のレビュー・感想・評価

追憶(2017年製作の映画)
2.9
キャスティングに全精力使い果たしたのか、個々の演技派俳優陣の能力におんぶに抱っこ過ぎじゃないの⁈ って感じで、残念。

冒頭とエンドロールの女性の声の物哀しいメロディが象徴かなって程、新鮮味や意外性が少なく、次々と登場する沢山のキャストのセリフとか演技が、ストーリーにいったいどの程度必要なのか分からんようなシーンもあり、TVでよくある、何曜日かのサスペンス劇場レベルとしか観れなくなった。^^;

そもそも何十年ぶりの偶然の再会に、ラーメンからよけるメンマがキーなとことか、無理有り過ぎ!🤣

あと、伏線の回収の逆パターンてあるんだろうか⁈ 、、、そこ重要ってとこばかりを、ずっとひた隠しにして、まだまだ隠して〜、やーっと最後の最後にハイ、オープン!みたいな。🤣、、、そのネタあかし具合も、サスペンス劇場のドラマ顔負けの雑さで、苦笑いです。。

ベタで救いの少ないものでも、キラキラする部分をもう少しじっくりと観せてくれたら、入りこめたんだろうか⁈ 、、、豪華過ぎる俳優陣と、製作関係者の多さが、少し虚しく感じます。(u_u)

罪は罪だし、悪い奴はクソ野郎だろうし、罪なき子供の将来は子供のものだし、刑事や社長業もそれなりに矜持が必要だし、加えて裏切りとか、誤解とか、後悔とか、感謝とか、、そもそもかつての事件は世間や警察はどう処理したのとか、なんか、色々全部アバウトな事多過ぎて、水彩画の無駄に混ざり合った色が濁ったパレットのような感じすらする。💦

小栗旬さんのクライマックス以降の台詞で全て分かった上での、僕のなかにようやく湧いた興味や関心が、、今作の追憶シーン達だけ(笑)では到底物足りまへん。。orz