キナ

ラプチャー 破裂のキナのネタバレレビュー・内容・結末

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

蜘蛛や虫が苦手な人は絶対観れないなーと思いながら鑑賞。

細かい突っ込み所はあれど、排気孔を伝っての施設見学や恐怖を与えられる人体実験にはかなりドキドキしたし面白かった。
古びているような新しいような施設はありがちだけど嫌いじゃない、黄色や赤紫の照明もいかにもすぎて逆に好きだと思った笑

ただ実験してる側、新人類的な設定なのかわからないけどイマイチ説得力が無い。
同じ人種を増やしたいって本能は分かるけど変に地球の秩序を守る的なもっともらしい理由は途端に胡散臭く感じてしまう。

「破裂」の条件についてはファンタジーに近いので突っ込まないことにして、主人公がわりと簡単に破裂しちゃうのが残念だった。
もっと蜘蛛責めのバリエーションを増やして、苦しみ極限の恐怖の末に破裂する主人公が見たかった。
最後も尻切れとんぼで不完全燃焼感は否めない。

人の一番苦手なもので責めるアイディアは最高なのでもう少し楽しみたかった。
キナ

キナ