あさと

ドラゴン・タトゥーの女のあさとのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
2.7
スウェーデン映画の「ミレニアム」シリーズをデヴィッド・フィンチャー監督がリメイクしたサスペンス映画。

謎を解く感じの要素もあったけど主題はそっちじゃなかった感。どちらかというとストーリーよりも映像や雰囲気作りに力を入れていて、痛々しいシーンだったり衝撃的なシーンだったりが印象に残った。

MV畑のデヴィッド・フィンチャー監督なだけあって、オープニングの映像はめちゃくちゃカッコよくてさすがの一言。ただピークがそこで、あとは映像の構図がいい雰囲気映画という感じ。一流のMVを撮る監督が作ったという感じで、映画としてはそこまでだったかな。

蛇足だけど、静謐なのに不穏で過激な感じがAllieXという女性シンガーのMVっぽかったので、デヴィッド・フィンチャーがAllieXのMVを撮ったらめちゃくちゃ合いそう!と思った。
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