しゃぼん玉のmiminagaのレビュー・感想・評価

「坊はええ子じゃ」。そう言ってくれる人に出会えたことで、人生が大きく変わる犯罪者のお話。愛情をかけてもらえれば、本当にこんな風に人生が変わる人もいるのではないかと思える市原悦子の温かさ。

両親の愛情がなかったからと言って犯罪を犯して良いわけではないんだけど、寄り添い応援したくなる林遣都の好演。素晴らしい景色にも心を奪われた。

ラストシーンは、屈指の素晴らしさなんじゃないかと思う。煙突の煙に泣きそうになった。