神のゆらぎとどちらを観るか悩み、神のゆらぎはやっぱりちょっと重いなかな?と思い本作を選択致しました。本作、神のゆらぎ共に新宿シネマカリテで上映中でございます。
プロバレリーナを目指す芸術大学に通うルビーと、地下鉄のホームでバイオリンを演奏し収入を稼ぐジョニー・・・。ルビーとジョニー・・・・、二人の名前が余りにもカッコいいです。因みにルビーという名前は、私のお気に入り映画でもあるルビースパークスのルビーと同じで親近感が沸きまました。
その日暮らしのジョニーは、祖父から受け継いだバイオリンをルビーとのひょんな出会いから盗まれてしまいます。ルビーは責任を感じますが、ジョニーはその責任を感じるルビーを煙たく思います。でもルビーはジョニーのバイオリンを取り戻そうと必死です。ルビーとジョニーは、ジョニーの大切なバイオリンを取り戻す事が出来るのか。
ジョニーのライバルとなるバイオリニストのカイルはルビーと同じ大学に通うバイオリニストだけに基礎が固まっています。一方ジョニーは音楽を学ぶ学生ではなく、独学チックなバイオリニストで独奏的です。本作中盤の抽象的な二人のバイオリン演奏バトルは必見でございます。
オーラスはカイル率いるチームのクラシカルな演奏とダンスVSジョニーの独創的なバイオリン+ルビーのクラシカルダンス+ジョニー隣人のヒップホップダンスチーム対決で締めくくられます。
どちらが勝利するかは兎も角、ジョニー率いるチームの演奏&ダンスシーンは圧巻でございました。