小林茂監督の和光大学退任上映会にて
この作品を通して重症心身障害者の方と向き合えることが自分の人生においてとても大切な時間だったと
滋賀県野洲市 第二びわこ学園
重い障害児に対して専門的な西日本で最初にできた施設
今回は入所している方々やその親族の関わり合い方にも眼差しを当てた作品
いち観客として、どんな視点で制作は作っているのだろうかと考えたが、中々に掴めない構成だった
『まひるのほし』のような雰囲気を持つかと思ったら、阿賀のような温かくてゆったりとしたカメラワークに施設の人々の生活を感じることができる
そこに息する人々を丁寧にじっくりと映し続けることによって生まれる温かさと
「もっと、私達の言葉を聞いてほしい」という心からの言葉に 「会話がしたいんです」という母の切実な言葉に
時より見せる僅かな涙や表情の変化
そしてラストカット。
決して彼らの長年の苦労や日々の痛みを分かったなんて言えないけども
とにかく津久井やまゆり園事件のことも何度も考えてしまう
植松氏をどうしても許せない…