誰もが知ってる世界最大級のファーストフードチェーン。
果たして創業者レイ・クロックは英雄なのか、怪物なのか。
マクドナルド誕生までの知られざる舞台裏を描く。
ある意味タイムリーでもあり、興味深い。 私はかなり面白く鑑賞した。 経営とか経済を学んでる学生さんは知ってる話なのかな?
良いか悪いかでは無いのだろう。 所謂やり手とは? ビジネスとは?
綺麗事では成功出来ないシビアな世界だ。 机上の理想論だけでは儲からない。
一方で、マクドナルド兄弟が展開する合理的なアイディアと品質へのこだわり。 そこには職人と商人のような、決定的な違いがある。
消費期限切れ鶏肉事件を、マクドナルド兄弟だったら どう見ただろう。
マイケル・キートン演じたレイ・クロック。 ギラギラと油ぎっしゅで エゲツない男だが、野心と情熱とその手腕、これはイケると嗅ぎ分ける天性の嗅覚。
敵に回した人も多かったかもしれないけど、時代の寵児だったのだろう。 映画に出来ないエピソードが、もっとあったかもしれない。
夫としては最悪。 売れた途端に糟糠の妻を捨てるミュージシャンみたい。 だけど、このクラスになると次元が違い過ぎて 善人である必要も無い。 良い人だったら、相手を思いやり過ぎて成功してないかも。
『マックダーナル』この響きね、なるほどねー。