ウインド・リバーのkenのネタバレレビュー・内容・結末

見といて良かったけど、見終わった後は心が重くなるしアメリカの歴史の闇について考えさせられる。ちょうど先日「ダンスウィズウルブズ」を見たこともあって今後西部劇の作品を純粋に楽しめなくなるまでありそう笑

1番の被害者は蹂躙された女性で、犯罪を肯定するつもりは微塵もないんだけどウインドリバーに閉じ込められた男達にも少し同情した。寒さ以外何もない未開の地に人々を閉じ込めた政策そのものが根本的な問題なんだろうし、それが今作のメッセージなんだろう。

主人公とインディアン(ブルーペイントしてた人)の関係が素敵で、言葉数は多くないけどお互いが深く理解しあっていて、ブルーペイントの時の慰めのシーンがグッときた。