あさと

田園に死すのあさとのレビュー・感想・評価

田園に死す(1974年製作の映画)
2.8
歌人の寺山修司が監督と脚本を務めた映画。ジャンルとしてはカルト映画になるのだろう、とにかく奇妙奇天烈な映像の連続で異質な世界だった。

白塗りの人達、半裸で踊る女性、個性的な人の集まるサーカス団、川から流れてくるひな壇などなど、ぶっ飛んでるけど統一感もあって軸がブレてない感じ。日本のレトロな昭和感と異質なカルト性が合わさって、唯一無二の世界観になってるのはすごいなと思った。ただ好みではなかった。

途中から黒澤映画常連の木村功が出てきて違和感すごかった。サーカス団の名前が「犬神サーカス団」で、ビジュアル系バンドの犬神サーカス団はここから名前つけたんかなと思いました。
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