RAMPO

デッド・ガールのRAMPOのレビュー・感想・評価

デッド・ガール(2015年製作の映画)
2.8
更生施設にていじめられっ子(主人公)の負の感情に同調した、過去にその施設で亡くなった(イジメで自殺と処理された)少女の怨霊が、主人公周りのいじめっ子含めて復讐する話でした。
自傷行為が相手に伝わるって斬新な手法や、そんな絶対的な攻撃力をもってる割にメンタル弱くて口撃されて泣き叫ぶ怨霊ってのも、設定的には面白いのですが、物語としては今一つ面白くないんだよね。
んー復讐に至る過程の描き方が薄い?、要するに動機付けが弱いので、この手の映画の、結果に対する一種の爽快感もないし、然りとて理不尽かつ無差別に振り撒かれる死の恐怖感もない。
オチも中途半端で、終了感、達成感、安堵感もない。
だから嫌いかっていうと、そうでもなくて、割と好きなんですよね。
他の方にお薦めはしませんが。
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