takanoひねもすのたり

ロスト・バケーションのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.4
「蝋人形の館」が面白かったので手を伸ばしてみたジャウム・コレット=セラ監督作。

メキシコのきれいなビーチにひとりサーフィンしにきたナンシーが、サメに襲われ岩礁から身動きが取れなくなる話。

メキシコの青い空と白い砂浜と透明度の高い海!
そこにブレイク・ライブリーの眩しい肢体。
チューブトンネルのシーンとか素晴らしい。
波乗り凄いなあーーー。

前半はサメが怖いというより、太股の傷を縫い合わせたり、足の裏ざっくり切ったりの、痛てててててシーンが重なり海って怪我すると怖いよぉ…な描写、中〜後半でサメの本領発揮な怖さがじわじわと迫ってくる。
岩礁の周りをぐーるぐーる旋回されたら怖くて泳げんわ…と自分は思いますが、流石はヒロイン、冷静に状況を見極めていく。

しかしサメ、鯨⇒おっさん⇒青年2人と、少し食べ過ぎでは無いだろうか…。

怪我したカモメとの交流がほっこり。

ラストのスピード感とスカっと感と安堵感の大きさよ。

野暮は勿論承知ですが、ウェットスーツは下も着たほうが良いよ、としみじみ思った映画でした。