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ブレードランナー 2049のnanamiのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.8
ドゥニ・ヴィルヌーヴすごい...。
壮大すぎる世界観に脱帽したし、
前作へのリスペクトが感じられるシーンもたくさん詰まっていた。
ファンにはたまらない作品なんだろうな。

そんな本作では、
主人公のレプリカント「K」の視点から、
レプリカントの苦悩や差別的な扱いを描いている。
前作とは真逆な視点の作品なのに、
命の価値や、生きることに対する問いかけは前作以上のものを感じた。
はじめは造られた命・人口のプログラムだとしても、
自我や意思が芽生えたらもうそれは本物の命だよね。
だからこそ、Kが自分の出自の真実に気づいたラストはとても切なかった...。

ただ、出てくるキャラが多すぎ笑
原作読んでないから何ともいえないけど、
このキャラ出さなくて良かったんじゃ...と思うところがちょこちょこあった。
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