最初はオリジナルとの世界観の擦り合わせに終始。
その後は女の存在が何なのかに終始。
その後は各配役と伏線に目を向けていく。
監督はリドリースコットではないが、最近のリドリースコットの映画の様に緻密でしっかりとした伏線の回収。
しかし、Kとデッカードの肉弾戦の長さは必要なのか？とか思いつつデッカード＝レプリカント説の残し？とか深読みもしつつ、しっかりエンドロールでクレジットされるシェーンヤングの登場や、日本語の誤植の無さ、サイバーパンクさ、時代設定や社会情勢などにおいては全く触れられておらず、日本語は登場するもののアジア人は全く登場しないし、
ってか、そもそもオリジナルの場所ってアメリカだっけ？とか思いつつも、オリジナル版が描いた近未来感は既に様々な映画や現実世界にも影響を与えている事を再確認しつつ、謎は謎のまま深読みしながら最後まで進行する感じ。
なんか再結成のセックスピストルズを見ている様な気持ちにさせられました。
大体の続編がそうである様に、完璧にとってつけた様なストーリーも含め、他国への勝手な妄想と認識を含めたSFとアクション映画が合体した奇妙で素晴らしいオリジナル版のいちファンからすれば「続編見た方がいい？」という問いに「いや、見なくていい」と答える。
何よりも現実世界と区別がつかなくなったぐらいのCGを含めたセットと撮影、映像が素晴らしいので、ストーリー関係なくそれだけを見る価値はあるかと。
あと、長い。。。
