スズタカ

お嬢さんのスズタカのレビュー・感想・評価

お嬢さん(2016年製作の映画)
3.7
パク・チャヌク監督の最新作だから!という訳では全然なくて、予告編が素晴らしく面白そうだったので、観てみました。

予告編を観た感じでは、すごく異質でこれまで見たことがないような奇妙なミステリーに思えたのですが、いや、実際はこれまでも何度か見たことがあるような展開のお話でした。

大金持ちの1人娘のお嬢さんがいて、その財産を狙う伯爵と侍女、その3人の物語を、それぞれの目線から幕立てして三幕に分けて見せます。どうですか?これまで見たことがないストーリーや、見せ方ではないですよね?

が、そのそんなに珍しくもない話に、とんでもない量のエロ要素をてんこ盛り。更に少々のグロ要素をトッピングしちゃっているもんだから変態だよ、さぁ大変!!

この感じ、どこかで最近感じた様な…。あ!ニコラス・ウィンディング・レフン監督のネオン・デーモンだわ!!この監督だからこうなった!という意味で印象が近いッス!!

本来、作品にとって不要な要素を、監督が独自にぶっ込んだことにより、異質で奇妙な作品に仕上げた、そんな映画ですね。

最後に、これから観に行こうという方に忠告。

きっと、思った以上に、エロシーンが多い変態映画です。
また、主演でお嬢さんを演じるキム・ミニさんが超綺麗なのですが、そのキム・ミニさんだけでなく、助演のキム・テリさんの裸とかも見れちゃったりするので…1人で観に行くことをお薦めします。

デートとかだと、気まずいこと間違いなし!

PS:年間200本位、映画館で観賞しているので、滅多にパンフは買わないのですが、キム・ミニさん見たさにパンフ買ってしまいました♡(*´꒳`*)
スズタカ

スズタカ