普段の僕なら、まず食指の伸びない類いの映画なんだけど、ここでのレビューを読んで気になってふらりと観に行った。大正解でした。
18禁のエロムービーは古今東西に数あれど、これは韓国じゃなければ描けない。変態ジジィの理解しがたい悪趣味も、観る人を置いてきぼりにする感じはなくて、むしろ観る人のクレイジーな部分を呼び起こす要素になっています。
美術も単なる懐古趣味というわけではなく、世界観が確立されていて違和感がありません。
女性同士の絡みにまったく嫌悪感を覚えなかったのも初めてだったし、「日本語がわからなければよかったのに」という気になったのも初めての体験でした(笑)。