びーる

マリアンヌのびーるのレビュー・感想・評価

マリアンヌ(2016年製作の映画)
3.7
第二次世界大戦下。スパイの恋愛を描いた作品。「マリアンヌ」終始お互いの表情を探り、この目に疑いがないのかどうか思考を巡らした作品です。

第二次世界大戦時が舞台ということもあり、イギリスやフランス、ドイツ等ヨーロッパ各国の関係や人物など、既存の知識から様々な想像を巡らすことが出来ました。そして、爆発やガンアクションなど映画に映える要素もあり戦場の激動やスパイの仕事を疑似体験することが出来ます。

この作品で色濃く描かれていたのは、スパイ同士の恋愛です。疑うことを職とする2人の恋愛は成就するのでしょうか…

また鏡に映るマリアンヌの横顔にも注目させられます。麗しい表情にも二面性があるということを示唆しており、彼女の表情を興味深く探らなければなりません。
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