片腕ファルコン

マイ・ベスト・フレンズ・バースデーの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.7
当時レンタルビデオ屋の店員(もともとは常連客)だったクエンティン・タランティーノが1984年から4年の歳月をかけて作った短編。しかも…未完のまま終わるという。。

ストーリーはタイトル通り友達の誕生日を祝おうため奮闘するも全くうまくいかないというコメディ風の内容らしいが…

この頃から既にタランティーノ節炸裂、つまり喋り中心で字幕がないとよく分かりません…!!とにかく若かれしタランティーノはこの頃から早口でうるさかったのでした。。一番近いのは『トゥルー・ロマンス』の前半かしらねぇ。この頃、既に『トゥルー・ロマンス』と『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の脚本はできていたらしい。。

音量デカめのBGM(ロカビリー調)や部屋のポスターなど、この辺も彼らしさが存分に伝わってきて微笑ましいでございます。ソニー千葉のリスペクトか、いやブルース・リーとベスト・キッドを合わせたような動きのバトルシーンが見もの。

36分くらいあるし中途半端な所でプツっと終わるしモヤモヤするだけなので…タランティーノが好きな人だけが見たら良いと思います。。

https://www.youtube.com/watch?v=X6MUbRZSg80