アラフォーの心、くすぐられまくり。設定が1988年というだけでもう★3つ。自分の子ども時代を思い出して、懐かしくてチクっとするような引き出しがいっぱい開く感じ。
期待したほど怖くはなくて、ピエロの動きにむしろ笑っちゃう。
ピエロのメイクはオリジナルのほうが好きだなぁ。ちょっとスタイリッシュになっちゃってるもん。おどけた感じや雑でダサい部分を残してほしかったなぁ。そのほうが怖い気がする。
後半のホラーアトラクション的な畳み掛けはドキドキしてビックリしたけど。
でも、私的にはホラーではなく青春映画的な位置付けかなぁ。ずっと甘酸っぱい気持ちで観ていられる。子役の子たち、かわいすぎる。それぞれのキャラもたってて演技うまいわ〜。
ホラー風味のスタンドバイミー、ときどきグーニーズみたいな。
夏休みに子どもたちが自転車に乗って冒険にいく、それだけでもう、キラキラまぶしすぎて窒息しそう。
自転車ちゃんと停めないところがたまらないのだよ。
大人や社会からの抑圧、子どもならではの恐怖、不安、反発、幼すぎて自分の力ではどうすることもできないイラ立ち。ピエロはその象徴。自分と向き合うこと。
子どもの頃に感じたいろんな感情を呼び起こしてくれました。