あや

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。のあやのレビュー・感想・評価

4.0
失踪事件が相次ぐ田舎町に住む、ビルの弟のジョージが雨の日姿を消してしまう。

もともとピエロが本当に無理なのに怖いもの見たさで観た。容赦ない怖さで頭振りながら追いかけてくるペニー・ワイズが怖すぎる…
しかし本作は子どもたちが抱える"恐怖"に立ち向かうことで成長していく「ストレンジャー・シングス」ちっくな爽やか青春風仕立てになっていた。(ストレンジャーシングスもちょくちょく怖いけどリッチー演じるフィンくんが出てるからストレンジャーシングスっぽい)


ペニー・ワイズ以外にも子どもたちがそれぞれ抱いている恐怖の対象物が幻になって出てくる。モディリアーニの絵っぽい怪物が超怖かった。
子どもたちが映画館を通るときに上映されている映画が「エルム街の悪夢」になっていることから、夢か現実か境界が曖昧になることを暗示するなど細かいところまであった。
あや

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