ウルヴァリン!
つまりは
ローガン!
ヒュー・ジャックマン演じる
タフでワイルドで
孤独な、スーパーヒーロー
…その完結編…
再鑑賞です。
爽快感や新しさに
イマイチ欠けると思う
アクションとか………
何度観ても、
途中で眠くなってしまう
テンポの悪さとか
間延び感とか………
スーパーヒーロー映画としても
アクション映画としても
今一つ、実用性がない印象の
本作ですが…………
ヒュー・ジャックマンが
17年も演じ続けてきた
スーパーヒーローを
このテーマで終わらせたのには
もはや、納得するしか
なかったですね。
スーパーヒーローと
「老い」………
ほぼ、不老不死だった
ウルヴァリン=ローガンに
きっちり歳をとらせて
きっちり弱らせてます。
もう、ボロボロよ
ウルヴァリン。
しかも、同居中の
プロフェッサーXは
ちょっと認知症 気味。
あの、プロフェッサーXが……
それこそ「老い」を
テーマにしてる映画って
腐るほどあるとは思うんですが
スーパーヒーロー映画で
それをやったことに
非常に意義が
あったように思います。
それはまさしく
俳優、ヒュー・ジャックマンの
覚悟や葛藤にもリンクをするし
僕らが潜在的に持つ
不安や恐怖にも
しっかり寄り添って
ほんの少し
和らげてくれたような…
そんな気がするんですよ。
だって
ウルヴァリン
(=ヒュー・ジャックマン)が
プロフェッサーX
(=パトリック・スチュワート)を
老老介護する姿まで
観せてくれるんすよ!
この映画は!
もうね!
「ああ、そうか…」
…ですよ。
「 ああ… そうなのか…」
…なんですよ。
「無敵のヒーローだって老いる。」
他にも見所はあるけどね、
もう、それだけで充分でした。
充分すぎるほど…やったですね。
ちょっと眠くはなるけどね。
このテーマをきっちりと
演じきってくれた
ヒュー・ジャックマンと
パトリック・スチュワートには
拍手を送りたいです。
他のスーパーヒーローも
これ、やった方がええと思うわ。
バットマンとか
すごくマッチすると思うで。
(原作コミックとかには
既にありそうよね……
老バットマン………)
…ところで、
『デッドプール3』で
ヒュー・ジャックマンが
ウルヴァリンに
復帰すると聞きましたが
嬉しい反面、
正直、少し複雑な
気持ちではあります。
(綺麗に終わったのになあ…)
ただ、まあな!!!
デッドプールと絡んで
くれるんなら
絶対面白くなりそうなんで
結局楽しみだわ!!!
2022-36