のぢ

LOGAN ローガンののぢのレビュー・感想・評価

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)
3.9
ローガンは死んでしまうけれど
「ウルヴァリン」は受け継がれていく。それはたとえ「愛したものは不幸になる」というウルヴァリンの宿命さえも

X-MENシリーズからずっと独りでいることを求めたローガンが、同じ能力を持つ(一応)娘のローラと出会い、旅をする中で少しずつ親父としてローラを守る姿に胸が熱くなった。

ストーリー構成は「無頼漢」と「娘(子供)」の旅という西部劇のような構成
実際それを意識したのか、劇中でローガンたちが西部劇の名作「シェーン」を見るシーンがある。

ここは物語のメッセージの中心になるシーンであるので、劇場で確認していただきたい

最初はローラを認めず、拒絶するローガン。しかし、最後には父親としてローラを守り「奪うものから、守るもの」へ変わることができたように思う。

これでヒュー・ジャックマンがX-MENシリーズから身を引くと思うと寂寥の思い
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