このレビューはネタバレを含みます
チアダンスで全米制覇した高校生の実話を映画化。よくある青春ものだが、地上波でやっていたので視聴。
特段、緩急がない作りであり、長々しいと感じてしまった。チアダンスがあるシーンはあまりなく、一つ一つの大会を素人がどう勝ち抜いたのがイマイチわからない。天海祐希の演じる鬼教師も言うほど厳しくない。役者を無駄遣いしている。キャストは総じて悪くはなく、やはり演出や脚本が無難路線を貫き過ぎている。こういう苦労ものは映画のような短い時間で表現するのは難しく、駄作になりがちである。
最後のダンスシーンは最大の見せ場だったのだろうけども、それすらも前段階の流れが省略しすぎのため、感動は薄れてしまった。