エミリー・ブラントの凛とした立ち姿に品のある仕草。いたずらな微笑みに厳しさと寂しさが混じる表情。良かったなぁ。衣装もとっても素敵。
多少気になるところもあるんだけど、帳消しにする程ミュージカルの魅力に溢れてた。前作との繋がりに嬉しくなる。前作のメロディもちらほらと。直接手助けするわけじゃなくて気づきの種を蒔く。ものの見方を変えて、大切なことを思い出して、人生に想像力という魔法を。
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あまりにも個人的な感想
母を亡くしたバンクス家が、亡くなった私の友人と彼女が大切にしていた子どもたちに重なってしまって、どうにもこうにも涙が止まらなかった。ベン・ウィショーが亡き妻を想って歌うところからほぼ泣きっぱなし。
彼女を亡くした時から暗くなった場所がある私の心に小さなあかりを灯してくれた。メリー・ポピンズは厳しく優しい私のヒーロー。「幸せのありか」を聞いてまた明日からもがんばろう…。
永遠に消え去るものはこの世にない。今そばにいないだけ。あなたの成長を見ていると信じてね。
これを書いてる今もまた涙が出ちゃう…。