このレビューはネタバレを含みます
息子を事故で失った新米介護士が筋ジストロフィーでかなりひねくれた性格の少年を担当することになる。
少年は決められた食事、予定をこなすだけであったが、あるきっかけで大きな穴を目指して旅をすることになる。
はたして無事大きな穴にたどりつくのか…というストーリー。
「最強のふたり」を既に見ていたせいで、どうしても二番煎じの感が否めなかった。ロードムービーでキャラクターの年齢層が若いという違いもあるが、やはり「最強のふたり」のほうがいいかな。
いずれの映画も「障害者は能力が低いが優しい、純粋だ」という人が陥りやすい偏見にカウンターを打つもので、障害のあるキャラクターに観衆がドギマギするようなことをさせる。だが、その意外性がおもしろく、ヒューマンドラマとしてパンチが効いている。
