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哭声 コクソンのdarumaのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
4.1
これは…ちょっとどう感想を述べてよいかわからない作品。久々に理解できないというか、とても難しい映画を観た、という感じ。だけどそういう意味で衝撃。しばらく抜けなさそう。

國村隼さんに惹かれて観ました。凄かった…
娘ちゃんも凄すぎる。

かなり寝不足の状態で観始めて、序盤の30~40分くらいは観れてない所があるからかもだけど、最後「どういう事!?!?」ってなった。
女性がキーマンっていうのはわかったけど(確かに居た)、祈祷師同士はグルだったの!?それとも全部幻影…?
思わず考察を読んでしまった。
本作のテーマは「混沌、混乱、疑惑」。めちゃくちゃ納得。

あなたの信じている事は、本当に真実なのか。
殴られた気がした。

韓国映画、エンタメと作家性の共存が凄まじい…ほんとハイレベル。

ちなみにタイトルの「哭声」がコクソンと読むのかと思ったら、地名だった。それも驚いた(違)
日本語では「こくせい」と読むらしいです。(調べた)
哭声とは「泣き叫ぶ」という意味だそう。なるほど…!

まったくの余談だけど、NHKのドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」を思い出した…2019年の作品だし、ここから着想を得てるのかな?(本作は2016年、日本公開は2017年)
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