ぶちょおファンク

哭声 コクソンのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★1 終盤★2

サスペンス?
コメディー?
スリラー?

序盤は田舎町で起こる事件ということで『ファーゴ』っぽい雰囲気かなぁ〜?
っと楽しく観てましたが、
中盤での祈祷師の流れ、そしてクソ長い悪霊払いの描写からもう置いてけぼり…。
韓国版『エクソシスト』、
はたまた『ゾンビ』の要素もあり映画のごった煮、混沌…。

最終、主人公と謎の女の会話で本作のテーマ(モノの見方や判断、キリスト教的要素等)が完全に浮き彫りとなり、
中盤でのイライラやモヤモヤを回収するようにはなっていてその意図も少しは理解しましたが、
このアプローチ方法はもろもろ含めて面白いというよりダルい…が上回った。(2時間以内に収まっていれば評価も変わったかも…)

この映画では“日本人”がポイントになってるけど、そこの表面だけ捉えた批判、反韓はまさに本作の訴えを理解していない証拠やね。


2019年171本目