b

哭声 コクソンのbのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

詐欺師対日本人で悪霊を飛ばす儀式を行ってた時に、日本人はまるで祈祷師に殺されたように一度息を失う。その時ぐらいから現れた女の祈祷師は日本人の動向を追っていた(こらしめたのは彼女?)
娘に悪霊がついたのはその父親が日本人を疑い殺めかけ殺したことが罪だという。(自分と対局した悪霊なのに?)
そして家の前に来た祈祷師に嘔吐パンチをかましたところ(勝手に吐いただけ)
実在していることもわかる(被害者の服を着ているあり得ない現実が父親の幻覚?)
最後に日本人、初めから異質な空気を醸し出し突如ゾンビ化した彼に襲われる夢オチシーンで、彼が悪魔という固定観念を植え付けられたわけだが、先程のキリスト教徒は自分の信仰心を上回る恐怖心で2人の姿を目の当たりにしてしまった
つまるところ、その日本人は人の信仰によって善人か悪人かに変わり、神的な彼女も確たる証拠がなく憶測に過ぎない
元々監督のテーマが疑念、混乱、混沌と言ってるように映画の主人公ばりに観るものを見事混乱し追随体験させられた
そして一家殺人の真相は食料に混じっていたきのこという事実さえも薄く感じるが、 結局全部の奇行は日本人の家あたりにある、きのこの空気感染が1番納得できた(父親は娘を一人で帰し、日本人と知らないとこで会い、翌日から発作が始まる)
映画こそSFなり現実味を与えることが重要なのに、この作品は現実と空想が入り混じってもはや真実がわからない状態なのが答えなんじゃないかな〜と思う
この監督1作目チェイサー、2作目哀しき獣となかなか面白い作品を作るから次に期待と同時にレオがリメイク版をゲットしたらしいんで翻弄される父親役をぜひやってほしいとあわよくば願っている
b

b