このレビューはネタバレを含みます
成功と失墜と依存的なまでの愛の物語。
全体的に同じような雰囲気で作られてるからちょっと間延び感があったかも。
にしてもレディ・ガガってほんとうに天才なの!?歌はもちろん爆発的に上手いし劇中何度も魅了されたけど、演技もめっちゃ素晴らしいしスタイルも抜群だし、、、
ほんとうにすごい!!!
アリーの成功と反比例するように失墜していくジャックの姿が痛々しくて目を逸らしたくなった。
ジャックが最後に自殺という選択をしてしまったことがとても悲しかった。
アリーのマネージャーに
君といるだけでアリーは笑い者だ
と言われ
アリーからは
ヨーロッパツアーをキャンセルした
と言われ
ジャックはアリーから離れると同時に
自身の人生にも別れを告げた。
でも、ジャックは自分が自殺することでアリーがどんな想いになるかを考えなかった。
ジャックの尻拭いで手一杯だったと言ったマネージャーは、きっとまたバタバタと動き回ることになった。
映画を通して思ったことは、ジャックの弱さと、なによりも自分を大切にしているということだった。
自殺という選択をしなければ、あのまま頑張って更生していけば、何か変わったかもしれないのに。
でも、ジャックは辛い過去を背負いすぎてるからわたしみたいなへらへら生きてきた人間にはわからない苦悩もいっぱいあるんだと思うけど、、
アリーが自分が最後についた嘘が頭から離れないと、苦悩するシーンは見ていて辛すぎる。
ほんとうに、どの瞬間が最期になるかわからないからいつでも素直に生きていたいね、、
最後のステージで歌うシーン。
ジャックがアリーを想ってつくった歌は本当に美しかった。