このレビューはネタバレを含みます
そんな皆が言うほど悪くない。
確かにどっちつかずな終わり方、これまた「え、でその先どうすんの」と将来性が危ぶまれるエンド。
でも、ワクチン開発しましたヨッシャーとか、全人類ゾンビ化しました残念みたいな、今まで二極化してた、アイ・アム・レジェンドとか、新感染半島、普通にバイオみたいな感じで。
そこに、まあ違った切り口を持てる点で面白かった。
人間も、地球に到達した菌類から起こった、偶然の産物みたいな存在。新しく、そして人間より強い力を持つ者たちに淘汰されても仕方ないのでは。
ゾンビ・感染映画には、そういう「ゾンビを殺さないと、増やしちゃダメだ。だって俺らが地球の主人公、人間なんだから。」ではなく、「あいつらもまた、生き物。人類の物差しでは測れない生き物。」の目線があってもいいのかな、と思ってたからちょうどよかった。
